三菱GTOは国産スポーツカーの中で名車と呼ばれにくい存在。重さやデザインの影響で人気が低迷し、中古市場では安定した価格帯を維持している。
近年、日本の国産スポーツモデルの価格が上昇している中で、すべてのモデルが値上がりしているわけではないことに焦点を当てています。
特に、GTOは1990年から2001年までの11年間にわたり生産されながらも、名車と呼ばれることが少ない存在です。
その理由として、GTOの車重が他の競合車両に比べて重く、走行性能において劣る部分が多かったことが挙げられます。
特に、ターボモデルの重量は1700kgに達し、ライバルと比較して50~100kg重かったため、走り好きからの支持を得にくかったのです。
また、GTOのデザインの変遷も影響を及ぼしました。
リトラクタブルライトを持つ前期型から、固定式ライトの中期型、アメリカ車的なスタイルの後期型に進化する中で、特に後期型は否定的な意見が多く、これが市場での人気に影を落としたと考えられます。
中古車市場においても、GTOは現役時代の人気の影響を受け、流通量が少ないため価格は安定していますが、暴騰することはありません。
特にハイスペックなターボモデルは人気ですが、NAモデルは比較的安価で取引されています。
この記事は、GTOの歴史やその影響を受けた中古車市場の動向を通じて、国産スポーツカーの魅力と課題を浮き彫りにしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/293fc9c8cb941af40f5951c37711de2f4c42763a
三菱GTOに関するコメントでは、車のデザインや性能に対する多様な意見が寄せられていました。
特に、GTOはそのスタイリッシュな外観に魅了される人が多く、特に初期型のリトラクタブルヘッドライトのデザインが好評でした。
また、高速道路での安定性や強力な加速力が評価されており、GTカーとしての特性が際立っていました。
しかし、峠道での操縦性や車重に関する懸念も多く、特に曲がりやすさやブレーキ性能に対して不満を持つユーザーもいました。
さらに、他の競合車種と比較すると、重量が重いことや内装の質感が普通乗用車のようであったことから、スポーツカーとしての本気度が不足しているとの意見もありました。
それでも、GTOはその独特の個性と性能から、名車としての地位を確立しており、未だに多くのファンに愛され続けていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
見た目で好き嫌いが分かれる車でしたね。
当時 後期型ターボの軽量版のMRを中古で探しましたが、希望の個体が見つからず断念。
初期型に乗ってました!MTなのにクルーズコントロール付いていて、高速道路は3か4速で流れに乗れて、ゆったりでした。
GTOは、他社280馬力軍団の中では、最も価格のリーズナブルな価格設定だったと思っています。
デザインは他のライバルよりかなりカッコ良いと思うよ。