富士山登山規制の効果と今後の課題

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

富士山の登山規制が効果を発揮し、弾丸登山が95%減少。山梨県の取り組みが評価される一方、静岡県は見直しが必要とされています。

要約すると富士山の適正な利用を促進するための協議会が、山梨県で開催され、今年から実施された登山規制の効果について振り返りました。

環境省や山梨県、静岡県の関係者が集まり、富士山のオーバーツーリズムを軽減するための対策が議論されました。

山梨県では、夜間に山頂を目指す「弾丸登山」を抑制するため、登山道を午後4時から翌日午前3時まで閉鎖し、一日の登山者数を4000人に制限しました。

さらに、登山者からは1人あたり2000円の通行料を徴収しています。

この結果、今年の夜間に登山した疑いのある人数は、昨年と比べて約95%減少したと報告されています。

これを受けて、協議会は山梨県の対策が弾丸登山の抑制に「目に見える効果があった」と評価しました。

しかし、静岡県が行った自粛要請は十分な効果を上げておらず、来期に向けた対策の見直しが必要とされています。

環境省はこれらのフィードバックを受け、来年3月に再び協議会を開催し、富士山のオーバーツーリズムに対する新たな施策を検討する意向を示しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6ada82e52c5e5c1ab0d3dfaf505930a6a034e10

ネットのコメント

コメントの内容では、富士山の世界遺産登録後、夜間登山や弾丸登山に対する規制が強化されたことが多くの登山者に影響を与えたという意見がありました。

特に、10年前までは夜間登山が一般的だったことが、今では悪行とされている点が指摘されました。

外国人登山者の増加により、無計画な登山が目立ち、他の登山者に迷惑をかけるケースが増えたとも報告されました。

これに対し、入山料の引き上げや、特定のルートの夜間登山を許可することが提案され、具体的には5000円や1万円の入山料を徴収することで富士山の整備に役立てるべきだという意見がありました。

また、40歳以上に健康診断書の提示を義務付けることが望ましいとの声も上がりました。

さらに、規制によって事故や救助要請が減ったという見解に対しては、単に通行を制限しただけでは本当の効果とは言えないという意見もありました。

全体として、富士山の登山規制には賛否が分かれ、今後の課題や改善策についての議論が続いていることが伺えました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 世界遺産登録過程までは約4割の登山者が行っていた夜間登山を、悪行の烙印認定に漕ぎついだものです。

  • 外国人が押し寄せることでモラルや秩序がなくなり、無計画や無茶な登山者が増えた結果です。

  • 40歳以上の心電図検査付き健康診断書、またはマラソン大会完走証の提示義務を提案しました。

  • 入山料を5000円くらいにして、富士山の整備等の費用に役立てるべきです。

  • 規制して通れなくしたのだから減るのは当たり前で、それは効果とは言えないのではないかと疑問視されました。

関連URL

2024年最新!テレビ朝日のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。