社長出身大学ランキングで日本大学が凋落し、一橋大学が経営手腕で1位を独占。慶応義塾や早稲田も上位に浮上し、大学教育の変化が顕著に。新興大学も注目。
東京商工リサーチが実施したこの調査は、約400万社の企業データベースから社長の出身大学を集計したもので、特に日本大学の社長数が初めて2万人を下回ったことが注目されている。
慶応義塾大学は2位、早稲田大学は3位にランクインし、4位以降には明治大学、中央大学、法政大学(MARCH)が続く。
さらに、社長の経営手腕に関する調査では、一橋大学が「増収」「増益」「増収増益」の全ての部門で1位を獲得し、前年に続いてその地位を守っている。
一橋大学は経済分野のリーダー育成に特化した教育を行っており、多くの著名な財界人を輩出している。
興味深いことに、ランキングには地方の国公立大学や新興の私立大学が上位に名を連ねており、従来の旧帝国大学よりも優れた社長を輩出していることが示されている。
これらの変化は、企業の経営手腕や大学教育の質における新たな潮流を反映していると言えるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fbfafd637866cf5e4128255d2fbb6eb92d985ff8
コメントでは、一橋大学の躍進と日大の社長数に関する意見が多く寄せられました。
特に日大については、卒業生数が多いことが社長数に影響を与えているとの指摘がありました。
日大はかつて中小企業の二代目が多く進学していたため、現在も社長が多いとされていましたが、その背景には学歴を重視する傾向があると分析されていました。
また、日大は学生数が多く、玉石混交の状況にあるため、社長の質についての懸念も示されました。
一方で、一橋大学は少人数制で教育の質が高く、卒業生が優秀な人材として活躍しているという意見がありました。
特に経済学部や商学部の力強さが評価されていました。
さらに、社長の出身大学をランキングすることの意義についても議論があり、単純に卒業生数で比較することの難しさや、業界別の視点が必要であるとの意見もありました。
また、日大の卒業生が多い理由として、昭和の時代に学歴を求める中小企業の社長が子息を日大に進学させる傾向があったことが挙げられました。
これに対し、今後の社長の出身大学の変化についても予測がなされ、特に東大卒の社長が増える可能性についての意見もありました。
全体として、大学の評価や社長の出身に関する多様な視点が交わされ、今後の動向に注目が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本の企業数における中小企業の割合は99.7%
一橋大の凄いところは、毎年卒業生が全学部合計で1,000人居ないということだと思う。
確かに一橋大は強いと思う。
日大卒業生は特に目立った存在感はありませんが、昭和には個性的な卒業生が多かった。
卒業生の数で割って割合を出さないと、大規模校が有利過ぎて、あまり役に立たない統計と思います。