障害者が手掛ける本格みそ作りと地域活性化の取り組み

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埼玉の障害者が手掛けるみそ作り、地場産業復活を目指す取り組み

要約すると埼玉県川口市に位置する社会福祉法人ごきげんらいぶの多機能型事業所「らいぶ」では、障害者が国産原料にこだわった本格的なみそ作りに取り組んでいます。

この取り組みは、江戸時代後期から盛んだった地元の麦みそ作りを復活させることを目的としており、2013年に開設された同事業所は、みそ作りのための専用作業室と発酵室を整備し、約1000万円を投じて大型設備を導入しました。

作業室はガラス張りで開放感があり、利用者たちは明るい環境の中で作業を行っています。

使用する大豆は埼玉県産で、蒸すことで旨味成分を逃さない工夫がなされています。

蒸した大豆に麹、塩、水を独自の配合で混ぜ、たるに移してから半年から3年間、自然発酵させることで、甘くコクのある香り豊かなみそが完成します。

B型の利用者5人がそれぞれの適性に応じた作業を自主的に行い、衛生面にも配慮した環境で製造されています。

商品名は「川口御成道味噌」で、麦みそと米みその2種類、さらに半年醸造と3年醸造のものがあり、いずれも400グラム入り600円で販売されています。

年間600キロの生産が可能で、企業と連携して「みそせんべい」や「みそアイス」といった6次産業化にも取り組んでいます。

また、B型の工賃は平均2万5000円で、全国平均を上回る水準です。

法人では、障害者の生活支援のためにグループホームの設立も検討しており、井出理事長は「地域を盛り立て、障害福祉を前進させる責任がある」と強調しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9fe7e1ad7ebdf047c43b2e3457107db2d038baee

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