コインチェックが米ナスダック上場を控え、松本大氏が上場の意義やグローバル戦略について語った。上場は成長資金の調達や海外企業の買収に重要で、暗号資産業界のグローバル競争力を高めることが期待されている。
要約するとコインチェックが米ナスダック上場を控え、マネックスグループの松本大氏がその目的とグローバル戦略について語った。
2022年3月に上場計画を発表してから2年半が経過し、SEC(米証券取引委員会)の承認を受けるまでの道のりは決して平坦ではなかった。
特に、暗号資産市場の低迷やFTXの破綻など、外部環境の影響が大きかったと松本氏は振り返る。
しかし、強い目的意識があったため、コインチェックはこの挑戦を続けることができたと述べた。
米ナスダックへの上場は、日本の暗号資産業界にとって初の試みであり、株式市場からの資金調達の重要性を強調した。
上場によって得られる「買収通貨」、すなわちアクイジション・カレンシーは、海外のWeb3企業の買収や優秀な人材の確保において大きな利点となる。
松本氏は、米ナスダックの株式が世界共通の価値を持つため、これを活用することで日本の暗号資産業界がグローバルな競争力を持つことが可能になると強調した。
また、暗号資産ビジネスは国境を超えた流動性を持つため、日本市場だけにとどまらず、グローバルな視点での成長が不可欠であると述べた。
コインチェックの上場は、こうしたグローバル戦略の一環であり、今後の展望に期待が寄せられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6ccabaa2631241647e943eed14af7f5b93e5353e