MicrosoftがArm版Windows 11のISOイメージを公開し、クリーンインストールが可能に。マルチエディション対応で、ドライバ不足に注意が必要。
要約するとMicrosoftは2023年10月15日にArm版Windows 11のインストール用ISOイメージファイルを公開しました。
この新しいISOイメージは、バージョン24H2であり、Armアーキテクチャを搭載したPCや仮想マシンに対してクリーンインストールが可能です。
これまでArm版のWindows 11は、主にWindows Insider向けにVHDX形式のファイルが提供されており、ISOイメージの提供は行われていませんでした。
新たに公開されたISOは、ユーザーが持つプロダクトキーに基づいてエディションを判定できるマルチエディションISOとして設計されています。
ユーザーは、起動用メディアを作成することもでき、これにより自分の環境に合わせたインストールが可能になります。
ただし、クリーンインストールを行う際には、デバイスによっては初期状態で必要なドライバが不足している場合があり、これにより起動後にWindows Updateを通じてドライバを追加しなければ、デバイスの機能を完全に活用できないことがあります。
また、Microsoftは、ISOイメージを使用して起動可能メディアを作成することを推奨する一方で、デバイス製造元が提供する「回復メディア」の使用を推奨しています。
このように、Arm版Windows 11のISOイメージの公開は、ユーザーにとって新たな選択肢を提供する重要なステップとなります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0608be7e63cf316bdf3e348894fd3a9957bbd66b