AMDの新CPU「Ryzen 7 9800X3D」が人気を集め、開店前から行列ができるほどの需要が見られた。Socket AM5マザーの売れ行きも好調で、2024年の注目商品となっている。
このプロセッサはRyzen 9000シリーズに属し、Socket AM5に対応している。
特筆すべきは、第二世代の「3D V-Cacheテクノロジー」を採用し、96MBのL3キャッシュを搭載しているため、ゲーミングパフォーマンスが大幅に向上している点だ。
価格は約8.7万円で、販売開始日の11月15日には、多くのPCパーツショップに開店前から行列ができるほどの人気を誇った。
特にパソコン工房 秋葉原パーツ館では「一番早い人は前日から並んでいた」という情報もある。
各ショップの入荷数は、Intelの新世代CPU「Core Ultra 9 285K」よりも多かったが、それでも開店直後には在庫がほぼ払底してしまった。
再入荷の見込みについては、ショップの関係者も予測できない状況だ。
さらに、Ryzen 7 9800X3Dの登場により、Socket AM5対応のマザーボードの需要も急増している。
特にASRockの「X870E Nova WiFi」や、定番の「B650 Steel Legend WiFi」が人気を博しており、ショップによっては1時間で数台が売れるという状況も見られた。
このように、9800X3Dの登場はSocket AM5マザーの売れ行きを活性化させており、2024年の最初の人気商品として位置付けられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/33663e9a656e510b4fe31f7537e4b1cccada9d52
Ryzen 7 9800X3Dの人気が急上昇し、Socket AM5マザーボードの需要が高まった理由として、IntelのハイエンドCPUに不具合が多発したことが挙げられました。
これにより、多くのユーザーがAMDに移行することを選んだようです。
特に、AMDの省電力性能が評価され、同じ性能帯のIntel製品と比較しても優位性があるとの意見がありました。
コメントの中には、AMDを長年使用しているユーザーからの声もあり、過去の経験を踏まえての期待感が表れています。
さらに、最新のRyzenに移行する際には、マザーボードやメモリ、その他のパーツも更新する必要があり、その手間を考えると新しいBTOパソコンを購入した方が良いのか悩んでいるという意見もありました。
また、円安や金利の影響で価格が高騰していることに対する懸念も見られました。
FHDでのゲームプレイに対しては、10万円近くの出費は必要ないとの意見があり、解像度が上がるとCPUの性能差があまり関係ないという指摘もありました。
最後に、Ryzen 7 9800X3Dの焼損報告があったことを気にするユーザーもいるようで、製品に対する慎重な姿勢が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
しばらくは在庫あるんじゃないかな?
あれだけIntelのハイエンドCPUが不具合だしてたら誰しもがRyzenに飛びつくだろうなぁ。
自作で最新Ryzen7にするとマザーボードに始めメモリやその他パーツを更新しなきゃいけない。
アベノミクス円安もひどくなってしまったし、アメリカの金利引き下げ待ちかな。
Ryzen 7 9800X 3Dは、焼損の報告が既に、2件あがってる点が気掛かり…