メルカリやヤフオクでの越境取引が増加中。2024年上半期には、トレーディングカードやタレントグッズが人気を集め、特にK-POPやJ-POP関連の商品が海外で注目されています。
この現象は、越境ECサイトを介して日本で出品された商品が海外で購入されることを容易にしているためです。
特に、BEENOSが発表した「2024年上半期人気カテゴリ」ランキングによると、越境ECサイト「Buyee」においては、トレーディングカードやおもちゃ、ファッションなどが人気のカテゴリとして挙げられています。
これらのカテゴリは、海外での需要が高く、特に日本独自の文化や商品が注目されています。
たとえば、タレントグッズはK-POPやJ-POP関連の商品が多く、アクスタや缶バッジ、Tシャツなどが人気です。
特にK-POP市場は世界的に大きな需要があり、日本限定の商品を求める海外のファンが多いことが特徴です。
また、J-POPでは幅広いジャンルのアーティストが人気を集めており、Adoや初音ミク、乃木坂46などが越境ECでの購入件数でも上位にランクインしています。
これにより、グッズ販売に力を入れるアーティストのアイテムは特に人気が高まっていることがわかります。
越境取引が進む中、フリマアプリやネットオークションの出品者にとっては、海外市場を視野に入れた戦略が求められる時代となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8fac822d5b0083bda6e06f20804dcb60033a3394
越境取引の拡大に伴い、多くのコメントがヤフオクやメルカリでの代理購入業者の利用について語られました。
特に、海外からの購入者が多く、代理業者を通じた取引が一般化していることが強調されました。
コメントの中には、代理購入業者を利用することで、スムーズな取引が実現できるという意見があり、実際に代行業者が迅速に受け取り評価を行うため、個人間のやり取りよりも良い印象を持ったという声がありました。
また、高額入札をしてくれる海外のバイヤーがいるため、取引においてデメリットよりもメリットが大きいと感じている人もいました。
一方で、取引の遅延やトラブルに関する懸念も見受けられました。
特に、代理業者からの支払いが遅れることに不満を持つコメントがあり、入札依頼者からの入金が確認されるまで代理業者が決済しない点が指摘されていました。
また、詐欺購入者の存在や返品トラブルに対する不安もあり、メルカリの対応に疑問を持つ声もありました。
全体として、越境取引が進む中での代理購入業者の利用が増え、取引のスタイルが変化していることが伺えましたが、同時に新たな課題やリスクも浮き彫りになっていることが多くのコメントから読み取れました。