外務官僚のEQ不足が日本外交に影響、同情や共感の欠如が顕著
元外交官である著者は、外務省の弱腰外交の原因として、日本人の「お人よし」な性格、外交における妥協的な姿勢、そして政治家の決断力の欠如を挙げています。
特に、外務省が国家の主権や領土問題に対して理解が不足しており、毅然とした態度を取れないことが問題視されています。
中国との関係においても、弾道ミサイルの発射や日本産水産物の禁輸など、反日的行為が続く中で、外務省は「遺憾」と表明するのみで、強い抗議を行わない姿勢が批判されています。
さらに、著者は外務官僚のEQの低さについても言及し、特に困難な状況にある人々への同情や共感の欠如が目立つと指摘しています。
過去の北朝鮮による拉致被害者への冷たい対応と同様に、現在は中国で拘留されている日本人や、在留邦人が犠牲になった事件に対する反応が鈍いことが問題視されています。
具体的には、駐中国大使が拘留日本人に面会しようとした際に外務本省から止められた事例や、大使が犯罪に対する無理解な発言をしたことが取り上げられています。
これらの事例から、外務省の外交姿勢とEQの低さが、国際的な信頼を損なう要因となっていることが明らかにされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f348427fcbdd6f00a3747fa973e96177da9860e
コメントでは、日本の外務官僚に対する批判が多く見られ、特にEQ（感情知能）の不足が外交における問題を引き起こしているという意見が広がっていました。
多くのコメントは、官僚のエリート意識や、一般市民との乖離を指摘し、彼らの心情や共感能力が欠如しているとの見解を示していました。
例えば、過去の外交官がより頼りにされていたという意見や、現在の大使館の対応が不十分であるとの声がありました。
また、官僚が高級ホテルでの接待に忙殺され、現地の日本人の安全を軽視しているという指摘もありました。
さらに、メディアの報道姿勢や政治家の外交への取り組みが不十分であるとの懸念も表明されていました。
こうした背景から、コメントは日本の外交政策や官僚制度の改革が急務であるとの結論に至っていました。
ネットコメントを一部抜粋
外務省は、昔から平然と「棄民政策」を執っている。
外交官は身体を張って守ってくれた。
外務省は入省後、エリート意識を叩き込まれる。
日本の大使館は、政治家や高級官僚が外遊する際に接待するためのもの。
日本の外務省や在外公館は、当事者意識が欠如している。