ドキュメンタリー映画『私の想う国』がチリの女性たちの抗議運動を描き、12月20日より公開予定。新しい憲法を求める市民の姿を映し出す。
要約するとドキュメンタリー映画『私の想う国』は、チリの女性たちが中心となった社会運動を描いた作品で、監督は著名なドキュメンタリー映画作家パトリシオ・グスマンです。
映画は、2019年10月にチリのサンティアゴで発生した地下鉄料金値上げに対する抗議運動から始まり、若者や女性が主体となったリーダーのいない民主化運動の様子を捉えています。
この運動は、チリの社会構造を根本的に揺るがすものであり、グスマンはその変遷を鋭く観察しています。
予告編では、地下鉄の改札での若者たちの活動や、女性権利擁護団体「ラス・テシス」のメンバーたちが「主導者のいない民衆蜂起です」と語る姿が印象的に描かれています。
彼女たちはカラフルな服装で楽器を持ち、音楽と色彩豊かな抗議活動を展開しており、そのエネルギーが映像から伝わります。
特に、目出し帽をかぶった女性が「怒りと勇気に動かされ闘っています。
私たちは勇敢です」と語るシーンは強い印象を与えます。
さらに、150万人以上が新しい憲法を求めて集結した瞬間も捉えられており、女性たちの声を通じて変わりゆくチリの現在を描いています。
この映画は、12月20日からアップリンク吉祥寺・アップリンク京都で、12月21日からは新宿K’s cinemaなど全国で順次公開される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4bd31a4b6813acfe5074d47e54e88b2a3d36ecc0