スペイン・バレンシアの洪水被害と住民の怒り

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スペイン・バレンシアで、洪水被害に対する政府の対応遅れを受け、約13万人がデモを行い暴徒化。220人以上が死亡し、住民の怒りが爆発している。

要約するとスペイン・バレンシアで、記録的な洪水被害に対する政府の対応に不満を抱く約13万人の住民が大規模デモを行い、暴徒化する事態が発生した。

このデモは、10月29日に発生した大雨によるもので、同日に220人以上が死亡し、23人が行方不明となっている。

特に問題視されているのは、気象庁が危険を察知した午前7時半から、州政府が警報を発令した午後8時までの12時間の遅れである。

この対応の遅れにより、多くの地域が浸水し、住民たちの怒りが爆発した。

デモでは、警察官に対してイスが投げつけられるなどの暴力行為が見られ、警察も警棒を振り回す事態にまで発展した。

バレンシア自治州のマソン首相は、当局から事態の深刻さを知らされていれば、早く警報を出せたと釈明しているが、住民の不満は収まっていない。

今回の洪水は「今世紀最悪」と称されるほどの被害をもたらし、政府の危機管理能力が問われる結果となった。

住民たちは、政府の対応が遅れたことで多くの命が失われたと感じており、今後の対応についても厳しい目が向けられている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4ee4d932a50c31a737476d92d7ec4c9ed7c92f79

ネットのコメント

バレンシアの洪水被害に対するネットのコメントでは、住民の怒りや不満が多く表現されていました。

特に、政府の対応の遅れや復興作業の進展が見られないことに対する批判が目立ちました。

多くのコメントが、政府に対してデモや抗議行動を行う必要性を訴えており、特に日本の災害被災者も声を上げるべきだという意見がありました。

温暖化による天災の責任を政府に求める姿勢や、国民性についての言及もありましたが、全体としては、政府の無策に対する苛立ちが強く表れていました。

また、暴力に訴えることは問題であるが、声を上げないことも問題であるという意見もあり、国民の権利としての抵抗権の重要性が指摘されていました。

さらに、復興作業に対する協力を求める声もあり、住民が一致団結して行動することが求められているとの意見もありました。

全体的に、住民の感情が高まっていることが伝わり、今後の行動が注目される内容となっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 暴力に訴えるのはよくないが、他方で抵抗権は憲法上認められている権利。

  • 日本の災害被災者は声をあげなさすぎるところがある。

  • 温暖化の責任は全人類にある。

    スペイン人は環境に配慮した生活ができているのか。

  • デモやテロが起きないと何も変わらないという気持ちが最近あった。

  • 政府に落ち度があるのは分かるが、日本人と外国人の民度が明らかに違う。

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