マカオ科技大学で24人の学生が香港の成績証明書を偽造して入学したことが発覚。大学は学籍剥奪を進め、マカオ政府は学歴確認を強化する方針を示しています。
要約するとマカオ科技大学で、香港の学力テスト「香港中学文憑考試（DSE）」の成績証明書を偽造して出願した非マカオ籍の学生が24人発覚しました。
マカオ政府教育・青年発展局は、11月16日にこの問題を公表し、大学側はこれらの学生の学籍剥奪と責任追及を進めていると明らかにしました。
香港当局はすでに香港警察に通報しており、マカオ警察とも連絡を取り合っています。
マカオの高等教育機関は、今後の入学手続きにおいて学歴やテスト成績の確認を強化する方針を示しており、今のところ他の不正事案は確認されていないとのことです。
同局は、虚偽の学歴や偽造成績証明書を使用した出願を防ぐために、マカオの高等教育機関と共同でメカニズムを立ち上げ、2024年の6月から8月にかけて学生募集ガイドラインや学歴確認に関する会議を複数回開催する計画です。
このような不正な手段で入学した場合、入学資格や学籍、取得済み単位が取り消されるほか、法的責任が追及されることが強調されています。
また、マカオの高等教育機関は仲介業者を通じた代理出願を一切認めておらず、出願希望者は直接高等教育機関に出願する必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47f0d802a6fdc6ade969a1eb0c18db5ab303371f