モルトンブラウンが表参道に新店舗をオープンし、アジア売上高が4年で4倍に成長。若年層獲得を目指し、英国カルチャーを強調した戦略を展開。
要約すると花王傘下の英ブランド「モルトンブラウン」は、東京・表参道に新たなショップをオープンし、アジア市場での売上高が過去4年間で4倍に成長したことを発表しました。
この新しい店舗は、英国のカルチャーをテーマにした「ヴァルカナイズ・ロンドン 青山」内に位置し、ハンドウォッシュやヘアケア、ボディーウオッシュなどのフルラインアップを展開しています。
特に日本市場においては、人気のある香りのアイテムを揃え、訪日客や感度の高い日本人客の取り込みを狙っています。
ブランドは「マムジーブランド」からの脱却を目指しており、若年層の獲得が課題とされています。
モルトンブラウンジャパンの社長は、英国のモノ作りや世界観を重視しつつ、日本市場に合ったローカライズ戦略を考慮していく意向を示しました。
また、青山のショップは、ブランドの発信地として位置付けられ、イベントスペースを活用して消費者やメディアとの接点を増やす方針です。
モルトンブラウンは、花王グループの海外戦略における重要なブランドであり、アジア全体の売上の約70%を日本が占めており、次点が韓国です。
今後は本国との連携を強化し、エリアに合わせた商品展開を進める計画です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e0e9abc719fc3333d9d54ab2f97b814ee08590d3