エクシークが新ファイナンスサービス「LogiGrowth」を開始。EC事業者向けに資金繰りを支援し、物流データを活用した資金調達も計画中。
要約するとエクシークは、2023年9月24日に新たなファイナンスサービス「LogiGrowth（ロジグロース）」を発表しました。
このサービスは、EC事業者向けに仕入れや製造に必要な資金繰りを支援することを目的としています。
「LogiGrowth」は、フィンテック企業であるFinatextグループの「BizGrowth（ビズグロース）」を基にしており、エクシークが自社ブランドとして提供するものです。
具体的には、EC企業がOEM生産を委託する際に、必要な資金をエクシークが立て替え、EC企業はその後分割払いで返済する仕組みです。
このサービスにより、EC企業は資金的なリスクを軽減し、安心して仕入れを行うことが可能になります。
さらに、エクシークは物流データを活用して、EC事業者の資金調達を支援する計画も持っています。
具体的には、企業ごとの在庫の回転率や在庫状況を金融機関に提供し、融資を求めるEC企業の成長可能性を分析することができるようにするとのことです。
また、エクシークは、在庫を持たずにビジネスを運営できるフィンテックサービスの開発も計画中で、商品の仕入れや在庫管理、発送、返品といった全てのプロセスをエクシークが管理します。
これにより、EC事業者は広告や販促活動に専念できる環境を整えることができます。
消費者からの売上の一部を手数料としてエクシークに支払うだけで、事業が円滑に運営できる仕組みを目指しています。
商品の出荷状況や在庫状況を基に、仕入れを自動化するシステムも構築中であり、今後の展開が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/011da38d86f0231b7c00c83a3e8d4c8d853d3941