Z世代の映画視聴、倍速再生が主流に
これは、時間を無駄にせず効率的にエンターテインメントを楽しむことを重視する「タイパ(時間パフォーマンス)思考」が背景にあると考えられます。
エンタメ系情報メディアのVOD STREAMが行った調査では、動画配信サービスを「毎日」利用しているZ世代は46.3%に達し、週3~4回利用している人も23.1%に上ります。
視聴デバイスとしては、スマートフォンが48.8%で最も多く、続いてテレビが23.4%、スマートテレビが10.8%という結果が出ています。
特に自宅での視聴方法としては、46.0%がスマートフォンを利用しており、これはテレビがない家庭や、一人で視聴する傾向が影響していると考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dacd7c56ac3a183641de360c32a47531f09bd0c9
コメントでは、Z世代が映画を視聴する際にタイムパフォーマンスを重視する傾向についてさまざまな意見が寄せられました。
特に、早送りや倍速再生を利用することが、視聴体験の質に影響を与えるとの指摘がありました。
あるコメントでは、倍速再生によって音楽やセリフの微妙な間が失われ、満足度が低下するのではないかという意見がありました。
また、映画を早送りで観る理由として、友人との話題についていくためという声もあり、コミュニケーションのプレッシャーを感じている若者の姿が浮き彫りになりました。
さらに、忙しいからタイパ重視という考え方に疑問を呈する意見もあり、本当に忙しいのであれば映画を観る時間がないのではないかという反論も見られました。
視聴の目的が娯楽ではなく情報の蓄積に偏っているとの意見もあり、タイムパフォーマンスの考え方自体に疑問を持つコメントもありました。
全体として、Z世代の映画視聴に対する考え方や価値観が多様であることが強調され、視聴スタイルの変化が文化や社会的背景に影響されていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
早送りはアダルト映像以外は考えられない。
1.5倍速だと音楽も雰囲気が全然違うし、個人的には満足度は落ちると思った。
彼らはLINEなどの既読スルーを異常なほど恐れている。
そんなに急いで、全く得るもの無くなると思った。
忙しいなら見なきゃいいのに。
内容なら映画サイトに載ってるだろ。