マイクロソフトが東京都内にAI研究開発拠点を開設し、エンボディドAIや社会課題解決に注力。少子高齢化の解決策として期待される。
この拠点では、エンボディドAIの実現を目指し、AIを通じた産業革新や社会課題の解決に取り組む。
新拠点の開設は、岸田文雄前首相の訪米時にMicrosoftが発表した日本へのAIおよびサイバーセキュリティ分野への投資の一環であり、同社の研究拠点はこれで9カ国13カ所に拡大することとなった。
東京の拠点はアジア太平洋地域では4カ所目で、2025年にはシンガポールと香港にも開設予定。
開所式では、Microsoft Research AsiaのBaining Guo氏が、世界中からの多様な研究者が集まり、地域の課題解決に貢献することを期待する発言を行った。
日本マイクロソフトの津坂美樹社長は、少子高齢化に直面する日本に対してAIのイノベーションがブレークスルーをもたらすことを期待した。
また、Microsoft Research AsiaのLidong Zhou氏は、産学官の協力による革新的なテクノロジー創出の重要性を強調。
松下康之氏は、日本の「ものづくり」と「調和」を重視し、東京のラボが国際的なイノベーションの発信地となることを目指すと述べた。
特に、エンボディドAIは、日本の労働人口減少に対する解決策として期待されている。
開所式には多くの来賓が出席し、MicrosoftはAI活用の広範な連携を進める意向を示した。
最後に、Microsoft ResearchのPeter Lee氏が「Microsoft Copilot」を用いて祝辞を生成し、会場は盛り上がりを見せた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/365544dab2aa895c14023551239e2f65f5594b3b