三菱の「Concept-D:5」は革新的なデザインと先進の安全機能を備えたミニバンで、2006年にデリカD:5として市販化されました。17年にわたり販売が続くその魅力とは。
このモデルは、当時の人気ミニバン「デリカ」の後継モデルとされ、特にそのデザインが革新的であることから、業界内外で大きな話題となりました。
Concept-D:5は「新4WDモノボックス」をテーマに開発され、全長4735mm、全幅1815mm、全高1875mmといったサイズで、2.4リッター直列4気筒エンジンを搭載し、170馬力を発揮します。
特筆すべきはそのデザインで、シンプルかつ無駄のない外観が特徴であり、丸みを帯びた形状とシルバーのボディ色が近未来感を演出しています。
フロントとリアの下部が斜めにカットされ、車高が高く見えるデザインは、他の車両とは一線を画す存在感を持っています。
また、インテリアも直線を基調にしたシンプルで未来的な造りが印象的で、特にセンターコンソールは宇宙船のコントロールパネルのようなデザインが目を引きます。
安全装備も充実しており、レーンキーピングアシストや車両周辺監視システム、アダプティブクルーズコントロールなど、先進運転支援システム(ADAS)に通じる機能を備えていました。
Concept-D:5は2006年10月に正式にデリカD:5として市販化され、そのデザインはコンセプトモデルの面影を色濃く残しています。
デリカD:5は2007年1月から販売を開始し、以降もマイナーチェンジを重ねながら2024年現在も販売が続いています。
これは、モデルチェンジが激しい自動車業界においても珍しい事例です。
2023年には新たなコンセプトカー「D:X Concept」が次期デリカとして注目を集めており、今後の展開が期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/162f9739f2217f3e385cc12c9d18a70816336704
コメントの内容では、三菱「Concept-D:5」の市販化に対する多様な意見が寄せられていました。
特に、デリカD5の前期型のデザインについては「完成度が高い」との評価があり、17年経った今でも色褪せない魅力があると感じている方が多かったです。
このように、過去のデザインが現在でも通用することに対する称賛が見受けられました。
一方で、三菱のコンセプトカー自体は面白いものが多いと評価される一方で、Concept-Dが他の車両、特にフリードクロスターにデザインを模倣されたという意見もあり、驚きや怒りを感じた方もいたようです。
また、日本国内専用車としての予算に対する不安を示すコメントもあり、どの程度のクオリティが確保されるのか心配する声がありました。
このように、期待感と不安感が交錯する中で、Concept-Dの市販化についての関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
デリカD5前期型のデザインは、完成度高いですね。
三菱のコンセプトカーは結構レベル高く、面白い物が多い。
楽しみだけど、日本国内専用車だとどこまで予算かけて作れるか不安ではある。
しまった、記事を開く前に発信元が『クルマのニュース』か確認するつもりだったのに…
かっこわるい。