新しいログイン認証「kCAPTCHA」がKDDIから登場。生成AIを活用し、人間には解きやすく、機械攻撃に強い認証画像を提供します。
要約するとKDDIとKDDI総合研究所は、11月19日に新たなログイン認証技術「kCAPTCHA」を発表しました。
この技術は、従来のCAPTCHAの課題を克服するために開発され、特に視認性の高い認証画像を生成AIで作成することが特徴です。
従来のCAPTCHAでは、ロボットには解けないが人間には解ける問題を出題していました。
しかし、AI技術の進歩により、機械の解答能力が向上し、これまでの方法では不正ログインを防ぐことが難しくなってきました。
このため、KDDIは認証時に出題する問題を複雑化し、機械には判別しにくいが人間には解きやすい画像を提示することに注力しています。
「kCAPTCHA」では、生成AIを用いて高解像度の視認性の高い画像を生成し、ユーザーにとって快適な体験を提供します。
また、検知プログラムも高度化されており、従来のCAPTCHAでは対抗が難しかった生成AIを用いた機械攻撃への防御を強化しています。
今後は、問題の難易度だけでなく、解答時の動作を検知することで、これまで発見できなかった機械攻撃を高精度で検知する計画です。
KDDIは、この新技術に関連する検知装置やプログラムについて特許を取得しており、法人顧客への販売も視野に入れています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/76ebc6ca129da56f7ba80f8d8add9581fad37ad8