兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏に対し、県職労は辞職を求めるなど複雑な心境を抱えています。彼の再選後、職員との信頼関係の構築が求められています。
斎藤氏は約111万票を獲得し、当選後には「指摘や批判を真摯に受け止め、信頼関係を再構築して県政を前に進めたい」と意気込みを語りました。
しかし、彼の再選には複雑な背景があります。
斎藤氏は、今年3月に元県民局長からのパワハラ告発を受け、記者会見でその内容を否定しましたが、その後、県議会で不信任決議が可決され、失職に至りました。
この事態を受けて、県職員労働組合（県職労）は斎藤氏に辞職を求める申し入れを行いました。
さらに、元県民局長が自ら命を絶つという痛ましい事件も起こり、県職労は「安心して働ける職場を作ってほしい」との願いを持ち続けています。
再選後、斎藤氏は県職労との関係改善を図るための面会を希望していますが、前任期中は一度も会うことができなかったとのことです。
県職労は、斎藤氏が「謙虚な心」で県政を進めることを期待していますが、内部告発文に記載されたパワハラ問題が依然として大きな懸念材料となっています。
また、選挙期間中にはSNSで「パワハラはなかった」との情報が拡散され、斎藤氏を支持する声も多かったことが報じられています。
こうした状況を受けて、県職労は職員の声に耳を傾け、県民に迷惑をかけないための取り組みを強く求めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2d9d2267ead06ba9261254093bcd9a3b19b40c3c
兵庫県知事選における斎藤元彦氏の再選に関するコメントは、主にパワハラ疑惑や県職員の働き方に関する懸念が多く寄せられていました。
多くのコメントでは、斎藤知事のコミュニケーション不足や県職労の苦悩が指摘され、県職員の声を無視することへの懸念が表明されていました。
また、一般企業での働き方との違いを指摘し、柔軟な発想が求められるとの意見もありました。
県民の意見は分かれており、斎藤知事の施策に対する支持と反発が見られました。
特に、パワハラの存在やその影響を受けた職員の問題に対しては、真実を明らかにし、改善が必要だとの声が多かったです。
一方で、斎藤知事が再選された背景には、現政治団体や公務員の働き方に対する不満があるとの意見もあり、県職労の苦境が続くことへの懸念も示されていました。
全体として、県政の改善に向けた意見交換が求められる状況であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
この幹部発言について、一般企業の労働組合幹部も経営側を経験した者として言わせていただけると、まるで自分の方が上司のような姿勢で、改善の余地が無いように受け止めました。
この件は何が真実なのか、兵庫県外から見ていると全く分からない。
兵庫県民として言うと、兵庫県は山口組発祥の地であり、土井たか子を生んだ地でもある。
内部告発というのは、自身が受けた被害を訴えないのなら、無意味。
この方の発言を読むと、公務員は上位の役職には就けない方が良いと思います。