パートの時給上昇で扶養ラインを超えると、社会保険料の負担が増加します。年収130万円・106万円の試算も紹介。
扶養のラインは、年収が一定の金額を超えると社会保険料を自分で負担しなければならない基準を示しており、特に130万円(106万円)の壁が重要です。
このラインを超えると、社会保険に加入する必要が生じ、健康保険や厚生年金保険料を支払わなければなりません。
具体的には、年収130万円の場合、標準報酬月額11万円に基づいて健康保険料は月額5489円、年額65868円、厚生年金保険料は月額1065円、年額120780円となります。
一方、年収106万円の場合は、健康保険料が月額4391円、年額52692円、厚生年金保険料が月額8052円、年額96624円となります。
これらの試算から、扶養のラインを超えた際の負担増が具体的に示され、どのように経済的な影響が出るかを理解することができます。
特に、パートタイマーとして働く方々は、扶養のラインを意識することで、収入と負担のバランスを考える必要があることが強調されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bef4f49d7658c843d244c8680461ce1ab0dd6bc3
コメントでは、扶養ラインを超えることによる社会保険負担の増加に対する様々な懸念が表明されていました。
特に、時給が上がる一方でシフトが削減され、働きたくても働けない状況が生まれることが指摘されていました。
中小企業においては、これまで保険料負担なしで雇用していたため、社会保険料が増えることで人員削減が進む可能性があるとの意見もありました。
また、低所得者層にとっては、年収100万円の場合でも国民年金や国保の負担が大きく、生活が厳しくなると懸念されていました。
さらに、扶養範囲内での働き方を選ぶ人が増える一方で、時給上昇の流れを利用してシフトを増やし、手取りを確保することが重要だとの意見もありました。
扶養制度の見直しや壁の引き上げを求める声が多く、特に物価の上昇に対しても対応が必要だとの意見がありました。
全体として、社会保険負担の増加がもたらす影響について真剣に考える必要があるとの共通認識が見られました。
ネットコメントを一部抜粋
時給はおそらく毎年最低賃金の見直しによって上がっていく。
全労働者が社会保険料を払う場合ですが、飲食店や小売り店の勤務者さんも全国には沢山おり。
まあ炎上覚悟で言えば、ギリギリを狙うから手取りが減るリスクしか見えなくなります。
壁103万を上げたって次の壁社保がすぐあるんだから、どの道、所得税と社保の両方回避に走るのは変わらん。
106万超えて働いてもいいけど手取りが今より減らないくらいまで会社が働かせてくれない場合はどうすればよいのでしょうか。