仏Mistral AIが「Le Chat」にWeb検索や画像生成機能を追加し、PDF分析が可能な新モデルを発表。無料で利用でき、日本語もサポート。
新機能にはWeb検索や画像生成、PDF分析が含まれ、これによりユーザーはより多様な情報を得ることが可能となります。
特にWeb検索機能は、米OpenAIの「ChatGPT」と同様の操作性を提供し、ユーザーがチャットバーにテキストを入力し、Web検索アイコンを選択することで、インターネット上の情報に基づく回答を得ることができます。
また、「Canvas」と呼ばれる新しいUIも導入され、従来のチャット形式にとらわれず、ユーザーがコンテンツを直接編集・変換できるようになりました。
さらに、Pixtral Largeは、大規模なPDFドキュメントや画像を処理し、分析や要約を行う能力を持っています。
ユーザーはドキュメントをチャットバーに添付することで、グラフや表、テキストなど、さまざまな情報を得ることができるのです。
画像生成機能も搭載されており、独Black Forest Labsの「Flux Pro」モデルを使用して、チャットバーから直接画像を作成することが可能です。
Pixtral Largeは、7月に発表された「Mistral Large 2」を基にしており、テキスト理解に優れた124Bオープンウェイトマルチモーダルモデルとして、ドキュメントや画像の理解をサポートします。
Le Chatのβ版は無料で利用でき、日本語にも対応しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aa98a75dc98e78fe667013eef560ece6dd87e8c7