トランプ氏のSNS企業がバックトを買収へ。暗号資産業界への関与が強化される可能性。
要約するとトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)が、米デジタル資産サービス企業のバックト(Bakkt)を買収するための交渉を進めていることが、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によって報じられました。
報道によれば、買収は全て株式交換によるもので、トランプ氏が運営するSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」の成長戦略の一環として位置づけられています。
このニュースを受けて、バックトの株価は急騰し、取引が一時停止されるなどの動きを見せました。
TMTGとバックトの両社は、ロイターのコメント要請には応じていない状況です。
バックトは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社であり、2021年10月には特別目的買収会社(SPAC)との合併を通じて上場しています。
なお、バックトは今年の3月に消費者向けの暗号資産関連アプリを廃止し、今後は企業向け(B2B)ソリューションの提供にシフトする方針を示しています。
取引が成立すれば、トランプ氏は米大統領選に向けた暗号資産業界への関与を一層強化することが期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f116dad1be08c8c381de56f37446222e99cb505d