Googleが「Gemini Advanced」に設定を記憶する新機能を追加。ユーザーは個別の指示を設定でき、パーソナライズされた応答が可能に。ただし、設定の反映に課題も。
要約すると米Googleは、2023年11月19日(現地時間)に「Gemini Advanced」に新たな機能を追加したことを発表しました。
この機能は、ユーザーが設定した情報を記憶するもので、OpenAIの「ChatGPT Plus」に搭載されている「メモリ」機能と類似しています。
ユーザーは、特定の指示や好みを設定することで、よりパーソナライズされた応答を得ることが可能になります。
具体的には、専門用語を避けることや、ベジタリアンであるため肉を使ったレシピを提案しないこと、返信後にスペイン語の翻訳を添付すること、旅行計画時に1日当たりの費用を記載すること、JavaScriptでのみコードを書くこと、短く簡潔な返信を希望することなど、さまざまな設定が可能です。
ユーザーは「Settings」の「Saved Info」からこれらの設定を追加または削除できますが、設定は日本語で入力できるものの、登録される際は英語に変換される点が特徴です。
実際に試したところ、設定が反映されない場合もあり、今後の改善が期待されます。
この新機能は「Google One AI Premium Plan」に加入することで利用可能となり、ユーザーにとってより便利で使いやすい体験を提供することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9b7428b74f1064331d143fa5d16574384c287e07