ハリケーンによるレイズの本拠地被害を受け、ヤンキースが代替球場を提供。先代オーナーの敵愾心とは異なり、家族の考え方にも変化が見られる。
要約すると米国のフロリダ州に上陸したハリケーン・ミルトンは、レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドに大きな被害をもたらしました。
屋根が大破し、鉄骨がむき出しになるなどの損害は5570万ドル（約86億円）に達し、復旧工事は2025年のシーズン中には完了しない見通しです。
このため、レイズは急遽代替球場を探す必要がありました。
そんな中、ヤンキースが手を差し伸べ、レイズは2025年の本拠地試合をジョージ・M・スタインブレナー・フィールドで開催することが決まりました。
この球場はヤンキースのA級とルーキークラスの2球団が本拠を置く場所であり、1万1000人を収容可能な規模を持っています。
レイズの今季の観客動員数は1万6515人であり、タンパ地区での大リーグ試合に最適な場所とされています。
この措置は、1966年にヤンキースがガルフ・コーストリーグを創設して以来、タンパとの関係を深めてきたヤンキースがレイズを救ったことを示しています。
しかし、先代のジョージ・スタインブレナー氏の時代には、ヤンキースの縄張りと考えられていたタンパに同一リーグのチームが存在することに敵愾心を抱いていました。
スタインブレナーは、ヤンキースを頂点に立たせるために多くの手段を講じてきましたが、現在のオーナーである息子ハル・スタインブレナーは、ヤンキースを事業の一環として捉えており、スタインブレナー家の考え方にも変化が見られます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1bae6ef9945f529c9b961273f77275cf1572ca97