兵庫県知事選で斎藤元彦氏が再選、SNSを駆使した選挙戦でデマや暴言が横行。家族への影響も深刻。
斎藤氏は「パワハラ」疑惑で失職した後、予想外の逆転勝利を収めました。
選挙戦では、SNSやYouTubeを駆使した斎藤陣営が支持を集め、当初の優勢とされていた前尼崎市長の稲村和美氏を凌駕しました。
しかし、選挙戦がSNS中心に移行したことで、デマや誹謗中傷が横行し、特に稲村陣営は「売国奴」といった中傷や、ウンチの写真を添付した投稿など、ひどい攻撃を受けました。
これにより、稲村陣営の関係者は精神的苦痛を訴え、家族も影響を受ける事態に陥りました。
さらに、反斎藤派の竹内英明県議は言葉の暴力に耐えかねて辞職願を提出しました。
竹内氏は、知事選に出馬した立花孝志氏からも自宅への突撃予告を受けていました。
このような現象は、SNSが選挙戦に与える影響の大きさを物語っています。
ITジャーナリストの井上氏は、ネット上の情報が信じられるようになってきた背景を分析し、既存メディアへの不信感が高まる中で、ネット情報の重要性が再評価されていると指摘しています。
斎藤知事の再選に対する支持者の心理や、県職員の受け止め方についても、今後の報道が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3896585e5449f68f209d59fa52bc89d10924ec09
兵庫県知事選を巡るネットのコメントでは、SNSが選挙結果に与えた影響や、暴言の実態について多くの意見が寄せられました。
特に、ネット上の情報の信憑性に対する懸念が強く、誰が発信した情報かによってその信頼性が変わることに危機感を持つ人が多かったです。
また、オールドメディアに対する不信感も根強く、情報を受け取る際には冷静な判断が求められるとの意見が目立ちました。
さらに、選挙中に発生した嫌がらせや暴言については、両陣営において行われたことが指摘され、選挙妨害の問題を提起する際には、双方の被害を取り上げる必要があるとする声もありました。
情報リテラシーの重要性が強調され、ネット情報を鵜呑みにせず、自らの判断で情報を精査することが求められていると感じられました。
全体として、選挙や政治における情報の取り扱いについて、より多角的な視点が必要だという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
ネットの情報で怖いのは真実か否かということよりも、誰が言ったかで信憑性が変化してしまうことだと思います。
情報には冷静に向き合うべきと感じました。
SNSが全ての情報を網羅して居る訳でも無い。
いつの間にか悲劇のヒーロー的なイメージになった齋藤氏の近くに寄り添うことで自分も当事者感覚になったり、盛り上がる渦の中にいる自分に酔ってしまったり。
ネット情報を信じるか信じないかは自由ですが、一つの情報源から出た一つの情報が拡散して色んなとこから入ってきたら、みんなが言ってるから真実、みんなの意見、メディア情報よりも正しいって思いこむのはとても危険だと思います。