メルセデスベンツが新型『CLA』を発表。800Vシステムを採用し、超急速充電や750kmの航続性能を実現。電動化戦略の重要な一歩となる。
この新型CLAは、同社の電動化戦略において重要な一歩となる。
最大の特徴は、800Vの電気システムを採用し、超急速充電に対応できる点だ。
これにより、10分の充電で約300kmの走行が可能となり、1回の充電で750km以上の航続性能を実現している。
また、エネルギー効率も高く、消費量は12kWh/100kmという優れた数値を記録しており、これは電気自動車時代における「1リッターカー」とも称される水準である。
新型CLAには、メルセデスベンツが新たに開発した電気駆動ユニット「EDU 2.0」が搭載されており、後輪駆動を基本とし、必要に応じて前輪も駆動する4MATICシステムを採用している。
これにより、優れた走行性能と効率性を両立させている。
EDU 2.0は、高性能な永久磁石同期モーター(PSM)とシリコンカーバイド(SiC)インバーターを採用しており、高いトルクと最高速度、さらには実走行時の効率性を実現している。
バッテリー技術も進化しており、従来のグラファイト負極に酸化ケイ素を添加することで、重量あたりのエネルギー密度を20%向上させている。
また、原材料の使用量を最適化し、特にコバルトの使用量を大幅に削減することで、サステナビリティにも配慮している。
新型CLAは、EV市場における革新を象徴するモデルとして注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2383ae55856fb27bded0fd45d0181bbb06d75a76
メルセデスベンツ新型CLAに関するコメントは、革新技術の導入が期待される一方で、いくつかの課題も浮き彫りになりました。
特に、中国のEV市場との競争に関して、現行のプラットフォームでは価格や性能において競争力が不足しているという意見がありました。
新型CLAが市場に登場する頃には、中国のEVがさらに進化している可能性があるため、競争力を維持するためには迅速な対応が求められるという懸念が示されました。
また、日本国内の高電圧設備に関する法律が、EVの普及に影響を与えるのではないかとの指摘もあり、本気でEV市場に参入するなら、法律面からのアプローチが必要であるとの声がありました。
さらに、エネルギー効率が12kWh/100kmという高い数値であることが評価されていましたが、日本国内では超急速充電器の設置がほとんど進んでいないため、充電インフラの整備が重要であるとの意見もありました。
最後に、新型CLAの製造が中国で行われる可能性についても言及があり、さまざまな視点からの意見が寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
これができてようやく中国EVとの競争ができるようになるかな?
エネルギー効率12kWh/100kmは凄い数値です。
問題は超急速充電器が日本に殆どないことなんだよな。
日本では法律で高電圧の物は簡単に設置したりできないんでしょ?
やっぱり中国で製造なのかな