デリビットのビットコイン先物が10万ドルを突破し、現物市場価格を上回るプレミアムで取引中。しかし、12月の契約は10万ドルを下回る価格で取引されている。
要約するとデリビットにおけるビットコイン（BTC）先物が10万ドルの大台を突破したことが報じられた。
暗号資産（仮想通貨）オプション取引所デリビットでは、ビットコイン先物契約が現物市場価格を上回るプレミアム価格で取引されており、特に3月28日に満期を迎える契約は4.8%上昇して10万1992ドルで取引されている。
この価格は、デリビットとTradingViewによるデータに基づくもので、世界の平均スポット価格が9万7200ドルであることから、約5%のプレミアムを示している。
さらに、6月27日と9月26日に満期を迎える契約も、上昇傾向にある先物曲線に沿って、それぞれ10万4948ドルと10万7690ドルで取引されていることがわかる。
この現象は、投資家が3月末までに現物価格が10万ドルを上回るとの期待を持っていることを示唆している。
デリビットのビットコインオプション市場でも同様の動きが見られ、10万ドルのコールオプションの想定元本は21億3000万ドル（約3301億5000万円）に達している。
しかし、12月28日に満期を迎える先物契約は、10万ドルを下回る価格で取引されており、シカゴ・マーカンタイル取引所（CME）でも同様の傾向が見られる。
これにより、機関投資家の活動が影響を与えている可能性が示唆されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/372d6908d6e524a3f77d9c7fa3cda975ea0ed8dc