闇バイトが急増しており、特に経済的困窮から若者が巻き込まれている。SNSの普及により、募集が広がり、情報弱者が多い限り問題は解決しない。
要約すると近年、日本国内で「闇バイト」が急増している背景について、龍谷大学の廣末登氏と元詐欺グループリーダーのフナイム氏が語った。
特に今年8月以降、1都3県で14件の強盗事件が発生し、いずれも闇バイトの募集で集められた実行犯によるものとされている。
闇バイトとは、表向きは合法的なアルバイトに見えるが、実際には詐欺や強盗などの犯罪に巻き込まれる危険がある。
専門家によると、闇バイトが増殖した理由は、特に経済的に困窮している大学生やフリーターが多く、コロナ禍での影響が大きいとされる。
通常なら親の仕送りやアルバイトで生活できるはずの学生たちが、飲食業の厳しい状況から仕事を失い、闇バイトに手を出すケースが増えている。
リクルーターたちは、こうした「良い人材」を狙い、犯罪を強要するようになった。
かつては地方の小さなコミュニティ内で行われていた闇バイトも、SNSの普及により広範囲に広がり、今では大手求人サイトにも違法な募集が見られるほどだ。
フナイム氏は、SNSを利用することで足がつかない人材を簡単に雇えるようになったと指摘している。
さらに、情報弱者が存在する限り、闇バイトはなくならないという警鐘も鳴らされている。
闇バイトの実態を知り、警戒することが求められる時代にある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3a96bd5933293f01354c2c8d7518d62638bdb0f1