蔡英文前総統がカナダで政治家や学者と懇談し、台湾の民主主義の重要性や国際関係の強化を訴えました。国連での台湾の参加権についても言及されました。
要約すると蔡英文前総統は2024年11月21日、カナダのトロントで政治家や学者との夕食会に出席しました。
この会合には、カナダのジュディ・スグロ下院議員が主催し、蔡氏の訪問を「アイスブレークの旅」と称しました。
スグロ議員は、台湾が直面する逆境の中での民主主義の重要性を強調し、台湾とカナダの友好関係の強化を訴えました。
蔡氏は、ハリファックス国際安全保障フォーラムへの招待を受けてカナダを訪れ、トロントには2晩滞在する予定です。
今回の訪問は、中華民国（台湾）の総統経験者によるカナダ訪問としては初めてのことです。
夕食会には、連邦議会や州、市議会の議員、シンクタンクの学者など、台湾を訪れたことのある10人以上が参加しました。
スグロ議員は、蔡氏の訪問に感激し、台湾の外交が国際的な関係を強化していることを強調しました。
また、カナダの下院は国連での中国代表権に関する動議を可決し、台湾が国際機関に独立して参加する権利を再確認したことも報道されました。
蔡氏は、米人気歌手テイラー・スウィフトがトロントでコンサートを開催していることに触れ、出席者に感謝の意を表しました。
この訪問は、台湾の国際的な地位向上に向けた重要な一歩と見なされています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/57c009813e35d7f6877b30729b0e9c3f7f918ae2