ハマスがガザで人質女性1人の死亡を主張。イスラエル軍は確認中。人質奪還デモが各地で発生する中、ガザの死者は4万4千人以上に達している。
要約するとイスラム組織ハマスの軍事部門は、パレスチナ自治区ガザで拘束している人質の女性1人が、イスラエル軍の空爆によって死亡したと主張しています。
この主張に対し、イスラエル軍は現在確認を行っている段階です。
ガザでは停戦交渉が停滞しており、イスラエル国内では人質の奪還を求める声が高まっています。
ハマスの軍事部門「カッサム旅団」は、死亡したとされる女性の写真を通信アプリ「テレグラム」に投稿し、彼女と一緒にいた他の人質の命も危険にさらされていると訴えています。
23日には、イスラエル各地で人質奪還を求めるデモが行われました。
また、イスラエル軍はガザでの攻撃を継続しており、パレスチナ通信によると、北部ベイトラヒヤの病院や、軍が「人道地区」と指定した南部ハンユニス西方での死傷者が報告されています。
ガザ保健当局によると、昨年10月の戦闘開始以降、ガザ側の死者は4万4千人以上に達しています。
さらに、イスラエル軍はレバノンの首都ベイルートなどにおいて、親イラン民兵組織ヒズボラを狙った空爆も行っており、レバノン保健省は23日、少なくとも50人が死亡したと発表しました。
これらの状況は、イスラエルのネタニヤフ首相への揺さぶりを狙ったものであると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3a79e37fd9793dbbaaad2e5169213fbc0ca17da9