オーストラリアが新型フリゲート艦の共同開発相手を日本とドイツに絞り込み、来年選定予定。艦船増強計画は約1兆円規模。
この新型艦は、最大100億豪ドル(約1兆円)規模の「第2次大戦以来最大」とされる艦船増強計画の一環であり、来年にはどちらかの案が選ばれる予定です。
日本側は、三菱重工業が手がける海上自衛隊の最新鋭護衛艦「FFM」(もがみ型)を提案しています。
マールズ氏は、もがみ型が最終候補に含まれていることを明らかにし、従来型護衛艦の半数となる約90人で運用可能な点が評価されていると述べました。
一方、ドイツはティッセンクルップ・マリン・システムズが開発したフリゲート艦「MEKO A200」を提案しており、こちらも海軍の現場で支持を得ているとされています。
オーストラリア政府は、韓国やスペインの案も検討していたものの、最終的に日本とドイツの提案に絞り込んだ形です。
この艦船増強計画は、オーストラリアの海軍力を大幅に向上させるものであり、地域の安全保障にも大きな影響を与えると見られています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d617002ae3c8471047253f0f07a7c262ab1e5894
オーストラリアの新型艦導入計画において、日本とドイツが最終候補に選ばれたことに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、オーストラリアが自国での艦船開発が難しいため、他国の艦船を導入する方針を取ってきたことが指摘され、特に日本とドイツの競争が注目されました。
ドイツは過去にオーストラリアに艦船を納入した実績があり、強力な競争相手である一方で、日本は最大の貿易相手国としての関係があるため、バランスを取ることが重要だという意見もありました。
また、日本の防衛産業の発展に関して、武器輸出三原則の緩和が期待され、これが受注につながる可能性があるとの見方も示されました。
さらに、日本の艦船が持つ先進技術や運用の効率性が評価され、オーストラリアの海軍が日本製を支持する声もありましたが、ドイツ製の実績やコスト面でのメリットも無視できないとの意見もありました。
全体として、日本の艦船が選ばれることを望む声が多く見られましたが、競争の厳しさや国際的な政治状況が影響することも懸念されていました。