ポスコ浦項製鉄所で相次ぐ火災が発生し、安全管理責任が問われている。さらに、初のストライキの危機も浮上しており、労使間の対立が深刻化している。
要約するとポスコの浦項製鉄所第3ファイネックス工場で、最近2週間にわたり2回の火災が発生し、安全管理に対する責任が問われている。
最初の火災は10日に発生し、従業員が負傷したが、24日の火災では人命被害はなかったものの、施設に損害を与えた。
ポスコは火災の原因を明らかにしていないが、工場は火災後9日で試験稼働を再開しており、専門家はこの迅速な対応が問題を引き起こす可能性があると指摘している。
ポスコの浦項製鉄所は年間200万トンの銑鉄を生産し、銑鉄の約10%を担っているため、火災の影響は大きい。
ポスコの所長は、火災の原因を特定し再発防止策を講じる意向を示しているが、専門家は外部の診断を通じた精密な調査が必要だと述べている。
また、ポスコは56年の歴史の中で初めてストライキの危機に直面しており、労働組合は賃金引き上げや福利厚生の改善を求めている。
労使間の意見の相違は依然として大きく、ストに至るかどうかは不透明な状況だ。
ポスコは鉄鋼業界の厳しい環境に直面しており、最近の営業利益は前年比で39.8%減少している。
収益性を維持するために減産を行い、高付加価値製品の生産に注力している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b48b0126d9963e5342ad812ca4dfe049c37926bb