韓国政府は日本の追悼式を欠席し、独自の追悼式を佐渡で開催。生稲外務政務官の靖国神社参拝に関する誤報も影響し、日本の謝罪表現が不十分と指摘。
要約すると韓国政府は25日、日本の新潟県佐渡市で行われた「佐渡島の金山追悼式」に出席しなかった。
代わりに、韓国側は同日、佐渡鉱山近くの「第4相愛寮」跡地で「佐渡鉱山強制動員韓国人犠牲者追悼式」を独自に開催した。
この追悼式には、朴喆熙駐日韓国大使や韓国人犠牲者の遺族ら約30人が出席し、黙とうや献花を行い、韓国人労働者の霊に哀悼の意を表した。
朴大使は、過去に強制的に動員され過酷な労働を強いられた韓国人労働者に深い哀悼の意を示し、両国がこの痛恨の歴史を忘れずに努力する必要があると述べた。
日本政府は、今年7月に「佐渡島の金山」がユネスコの世界文化遺産に登録される際、毎年追悼式を行うことを約束しており、今回がその初回となった。
しかし、韓国側は日本の追悼式に出席しなかった理由として、日本側の追悼の辞が合意された水準に達していないことを挙げた。
また、韓国側は生稲晃子外務政務官の靖国神社参拝が問題視されたことも影響していると指摘した。
生稲氏に関する報道については、日本の共同通信が誤報を認め、謝罪したが、韓国側は日本の追悼式への不参加は日本の謝罪表現が不十分であるためだと強調した。
韓国政府は、別途の追悼式を行うことで、歴史問題に対する妥協をしない意志を示した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2cca143ea276795f3d76423d27ab54b460327952