中国で進化する「格下げ消費」と結婚式の新トレンド

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中国で「格下げ消費」が広がり、結婚式までマクドナルドで行う傾向が見られています。景気の不透明感が影響し、節約志向が強まっています。

要約すると中国の経済状況が厳しさを増す中、「格下げ消費」という新たな消費トレンドが広がっています。

2023年7月から9月のGDP成長率は4.6%と目標の5%を下回り、景気の先行きに不安が広がる中、消費者は節約志向を強めています。

この現象は特に、日雇い労働者が多く集まる地域で顕著に見られ、ファストフード店やカフェでも値下げ合戦が繰り広げられています。

例えば、中国発のファストフードチェーン「wallace」では、600円で8種類のセットを提供し、昨年の売上はコロナ前の3倍に達しました。

また、ライバルの「ケンタッキーフライドチキン」も値下げを行い、消費者の心理に対応しています。

専門家は「格下げ消費」が消費者の節約志向に起因していると指摘し、特に若者の失業や不安が影響を与えていると述べています。

さらに、結婚式にまで「格下げ消費」が浸透し、マクドナルドで結婚式を挙げるカップルも増加しています。

これは、生活防衛のために消費を控える傾向が強まっているためで、特にゼロコロナ政策の影響で多くの中小企業が閉鎖され、雇用状況が悪化していることが背景にあります。

全体として、中国経済の回復は容易ではなく、消費者の行動が大きく変化していることが明らかになっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3aee878086e8f31fd50f272831de1e4eb9514c1

ネットのコメント

中国では、最近「格下げ消費」が進行しており、特にマクドナルドで結婚式を挙げるカップルが増えていることが話題になりました。

この現象は、地域格差や経済状況が影響しているとの意見が多く寄せられました。

例えば、マクドナルドの価格が一般庶民にとって高嶺の花であるため、結婚式をそこで挙げることが理解できるというコメントがありました。

また、日本の過去のデフレと重ね合わせる意見も見受けられ、特に日本のバブル崩壊後の状況と似たような流れを感じるという声もありました。

さらに、マクドナルドでの結婚式は、カップルの出会いの場所であったり、ユニークな理由がある場合も多いとの指摘もありました。

結婚式のスタイルが多様化する中で、本人たちが幸せであれば良いという意見もあり、高級ホテルでの結婚式よりも微笑ましいという意見もありました。

このように、格下げ消費の進行は中国の社会や文化に新たな影響を与えているようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • まぁ、日本がそうだったようにデフレになってるってことだよね。

  • そもそも中国は、地域格差が非常に激しく圧倒的多数の貧しい庶民にとってはマックが高嶺の花だから「マクドナルド店で結婚式」なのが納得だ!
  • マクドナルドで結婚式は、そのマクドナルドがカップルの出会った場所だったり、何か理由があっての面白結婚式の一例であって、本当にお金がなくてマクドナルドで結婚式挙げたわけじゃないでしょ。

  • 結婚式も多様化でとんでもない企画物も珍しくない。

    マック程度なら驚くレベルではないし本人達が幸せなら結構なこと。

  • 日本のバブル崩壊を思い出す。

    バブル時にも財テクの言葉はあったけど、本格的に節約思考が広まったのはバブル崩壊後。

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