韓国政府が日本に遺憾表明、佐渡金山追悼式の不参加問題で緊密な意思疎通を要請
要約すると韓国政府は、佐渡金山での追悼式に関する問題について日本側に遺憾の意を表明しました。
この問題は、朝鮮半島出身者が強制労働を強いられた歴史的背景を持つ佐渡金山の労働者を追悼するためのもので、韓国外交部は25日に在韓日本大使館に対してこの意向を伝えました。
韓国側は記者団に対し、今後この問題が不要な対立に発展しないよう、日本側と緊密に意思疎通を図ることを要請したと述べています。
一方、日本の林芳正官房長官は、韓国が追悼式に参加しなかったことを「残念」と表現し、韓国側に責任を転嫁する発言をしました。
この発言に対し、韓国政府が積極的に対応しなかったことから「弱腰外交」との批判が出ています。
日本は今年7月、佐渡金山がユネスコの世界文化遺産に登録された際、朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式を開催することを約束しましたが、追悼の辞の内容に関する意見の相違が解消されず、韓国側は日本の誠意が欠けていると判断し、独自に25日に追悼式を開催しました。
韓国外交部は、追悼式に参加しなかった理由として、日本側の追悼の辞の内容が、佐渡金山の世界遺産登録時に合意した水準に達していないことが重要な要因であったと説明しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/072300953f6a32c41e0d668ea86b9b6d9b4a4f3a