アメリカの成人の約70%が授業中のスマホ使用禁止を支持しており、教育現場でのルール作りが重要な課題となっている。
この調査はピュー・リサーチセンターによるもので、対象となった成人の68%が中高生に対して授業中のスマホ使用を許可すべきではないと回答した。
特に、ランチタイムや授業の合間にスマホを使用することは許可されるべきとの意見が多い一方で、36%は「スマホは1日中ロックされるべき」と主張している。
最近、アメリカでは授業中のスマホ使用を禁止する学校が増加しており、全米教育協会(NEA)の調査では、会員の90%がこの方針を支持していることが示された。
ただし、生徒たちはこの方針に対してあまり支持を示していないが、一部の生徒は禁止されて良かったと感じているという。
スマホと10代に関する議論は、この1年間で特に活発化しており、ジョナサン・ハイトの著書『The Anxious Generation(不安な世代)』や、メタ(Meta)とティックトック(TikTok)が若者に有害であるとして州から訴えられるなど、様々な事例が注目を集めている。
また、アメリカ公衆衛生局長官は、ソーシャルメディアに対して10代向けの警告ラベルを付けるべきだとの提案も行っており、今後の議論が一層重要になることが予想される。
ソーシャルメディアが10代のメンタルヘルスに与える影響については、まだ結論が出ていないが、教育現場におけるスマホ使用のルール作りは急務であると言える。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f8847d8acc1ad69b019b4792947a0941f0a0dad1
アメリカの授業中にスマホが禁止される理由についてのコメントでは、スマホ中毒やSNSの影響が広く問題視されていた。
多くの人々が、特に学生の人間関係や学業への悪影響を懸念し、スマホの使用を制限すべきだという意見が見受けられた。
あるコメントでは、職場での休憩中にスマホをいじることが多くなり、昔のように本を読むことが珍しがられる現象が語られ、時代の変化に驚く声があった。
また、授業中のスマホ使用を許可することが、学生同士のトラブルを引き起こす原因になるとの指摘もあった。
さらに、家庭の教育責任を強調する意見もあり、親が子供に対してスマホの使い方を教えるべきだとの声があった。
スマホの使用に関するルールを明確にし、教育現場でのトラブルを減らすための具体的な提案もあり、教師が指針に従いやすくするためのチェック項目の作成が提案された。
結局、多くのコメントが、スマホが学生にとって過剰なものであるとし、教育現場における使用制限の必要性を訴えていた。
ネットコメントを一部抜粋
私が今の職場でびっくりした事があります。
ようやくアメリカもSNSやスマホ中毒を問題と感じるようになったのですね。
私の場合は休憩時間に職場の人と話すより正直スマホをいじっていた方が有意義。
そもそもプライベート時間のスマホ問題を学校に言う事がおかしい。
結局、大多数の人間には過ぎた物って事なのかもね。