クラーケンが独自のラップドビットコイン「kBTC」をローンチ。ビットコインと1:1で裏付けられ、DeFiプラットフォームでの利用が期待される。
このトークンはイーサリアムとOPメインネット上で利用可能で、ビットコインと1:1で裏付けられています。
クラーケンの広報担当者によれば、kBTCの保管はクラーケン・フィナンシャルの隔離されたウォレットで行われ、そのウォレットアドレスは公開されるため、顧客はビットコインがしっかりと保管されていることを確認できます。
ラップドトークンは、分散型金融(DeFi)プラットフォームでの取引や貸し借りを可能にし、特にビットコインを他のブロックチェーン上で利用するための重要な役割を果たしています。
最大規模のラップドビットコインであるWBTCは、時価総額約100億ドルに達し、DeFiの発展に寄与しています。
最近、クラーケン以外にも競合取引所のコインベースが独自のラップドビットコイン「cbBTC」をローンチするなど、ラップドビットコイン市場は活況を呈しています。
kBTCはローンチ時にはスポット市場がサポートされませんが、顧客は通常通りビットコインを使用して取引できます。
kBTCの最小デポジットは0.00026ビットコインで、ビットコイン価格が60000ドルの場合、約15ドルに相当します。
クラーケンは、kBTCのローンチがDeFiの普及を促進する一環であり、エコシステム全体で広く使用されることを期待しています。
クラーケンの責任者は、DeFiがオンチェーンの未来において重要な機会を提供すると信じており、kBTCが新規ユーザーにとっての入り口となることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b94f5440f4ac652150d01fbc834cef104c8262f0