韓国の52社が営業利益で利子を支払えず、特にロッテケミカルが6600億ウォンの損失を計上。石油化学業界が厳しい状況に直面。
要約すると韓国の大企業52社が、営業利益で利子費用を賄えないという深刻な経済状況に直面している。
特にロッテケミカルは、2023年の7-9月期までに6600億ウォン(約717億円)の営業損失を計上し、利子費用3197億ウォンを支払うことができない状況にある。
これは、中国からの石油化学製品の供給過剰の影響を受けており、ロッテケミカルは二次電池素材企業の買収や海外生産設備の新設に伴う借入負担が増加したことも要因だ。
ロッテグループは、ロッテワールドタワーを担保に提供し、ロッテケミカルの社債の信用補強を図ることにした。
調査によると、インタレストカバレッジレシオが1未満の企業は前年同期比で8社増加し、特に石油化学業種が多く、15社が該当した。
石油化学業界は、営業利益が前年同期比で83.3%減少し、利子費用は23.3%増加している。
これは、中国によるナフサ分解設備の増設が影響を及ぼしているとされ、この業界が特に厳しい状況に置かれていることを示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8e74c3ffc2ba2eaa42e0a37f2bb3fbf7bdf088a9