NECが発表した新LLM「cotomi v2」とAIエージェントの自動化機能

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NECは「cotomi v2」と呼ばれる最新の大規模言語モデルを発表し、2024年12月から提供を開始します。AIエージェント機能により業務の自動化を実現し、医療や金融分野での活用が期待されています。

要約すると日本電気株式会社(NEC)は、2024年12月から提供予定の最新の大規模言語モデル(LLM)「cotomi v2」を発表しました。

この新モデルは、推論能力の精度と速度を向上させ、生成AIを用いた高度な専門業務の自動化を実現します。

具体的には、従来のモデルに比べて日本語のLLMベンチマークでの精度が向上し、処理速度はQwenの6倍、GPT-4oの2倍に達しました。

また、生成AIの性能を維持しつつ、GPUの演算効率も2倍に高める技術も発表され、環境への配慮も示されています。

さらに、AIエージェントを導入し、ユーザーが入力した業務を自律的にタスク分解し、必要な業務プロセスを設計して自動実行する機能も発表されました。

これにより、経営計画や人材管理、マーケティング戦略などの業務が自動化され、2025年1月からサービスを開始する予定です。

加えて、NECは複雑な図表を自動でデータ化するマルチモーダル拡張技術も発表し、AIが図表の情報を正確に抽出することが可能になります。

これらの新技術は、医療や金融などの分野での導入が期待されており、NECは2025年度に3000億円の事業価値創出を見込んでいます。

NECは、AIを活用した新しいビジネスモデルの構築を目指し、研究開発を進めることで、社会のさまざまなシステムにAIを導入し、住みやすい社会の実現に貢献する方針を示しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/443a6160708fba1d886fbb1975ec7bf112d3d61f

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