不要なスマホを自宅保管する理由はデータ流出への不安が主因
株式会社NEXERとダイワンテレコムが実施したアンケートによると、使わなくなったスマホの処理方法として「自宅に保管している」と答えた人が55.5%に達し、最も多い結果となりました。
次いで「下取りに出した」が17.3%、そして「サブ機として活用している」が14.6%と続き、売却や譲渡はそれぞれ5.8%と1.4%にとどまりました。
この結果から、多くの人が使わなくなったスマホを手元に置いていることがわかります。
自宅保管を選んだ理由には、「いつか使うかもしれない」「データを消去するのが面倒」「思い出として残している」といった意見が多く寄せられています。
特にデータ流出への不安が強く、個人情報の保護を重視する声が目立ちました。
実際に自宅に保管している人の約80%が、下取りや売却の選択肢があったにもかかわらず、実行しなかったと回答しています。
選択肢があった理由としては、「どこで売るかがわからなかった」「古くなって売れないと思った」「データ流出が怖い」といった意見が挙げられました。
この調査結果は、不要なスマホがただのデバイスではなく、個人の思い入れやプライバシーに関わる重要な存在であることを示しています。
スマホの保管に関するこの傾向は、今後のリサイクルやリユースの方法にも影響を与える可能性があります。
特に、データ消去の方法や安全な売却の仕組みが求められています。
スマホの利用状況や保管理由を理解することは、今後のテクノロジーの進化やサービスの提供において重要な要素となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b5e943f8a9306eff93255da73d6678115657ab5c
スマホの保管や処分に関するコメントからは、データ流出への不安が多くの人に影響を与えていることがわかりました。
多くの方が、不要になったスマホを思い出として保管したり、予備機としての活用を考えたりしていました。
特に、ガラケー時代からの端末を記念として残している人や、古い端末をWi-Fi専用機やYouTube視聴用に使い続ける人が多かったです。
コメントの中には、データ流出を防ぐためにファクトリーリセットを行ったり、バッテリーの劣化を理由に処分をためらう様子が見受けられました。
また、スマホの処分方法がわからないために、結局保管してしまうという声も多くありました。
特に、リチウムイオンバッテリーが入っているため、簡単には捨てられないという意見があり、処分の手間が面倒だと感じている人が多かったです。
さらに、古い端末の価値が低くなっているため、売ることを考えない人も多く、思い出として残しておくことが一般的になっているようです。
全体として、スマホの保管や処分に関する意見は多様であり、多くの人がデータ流出や処分方法に対する不安を抱えていることがわかりました。
ネットコメントを一部抜粋
スマホ以前、ガラケー時代のある時から端末は記念にとってある。
普通は基本的なリセットすればデータを見ることはできない。
新機種に変えた直後はトラブルの可能性もあるのでやっぱり変更前の機種は持っておきたい。
何れの機種も自分が気に入って購入したものなので、処分せずに取っておいて、たまに手に取ったり起動しています。
データ流出への不安から!? スマホリセットして液晶画面と端子を破壊して処分したら問題はない。