Confluent Japanがデータストリーミングの活用状況を報告し、企業のROIやAIへの影響を分析。また、最新の製品アップデートを紹介し、リアルタイムデータ処理の重要性を強調。
このレポートは、オーストラリア、インド、インドネシア、日本、シンガポールのITリーダー1424人を対象に実施され、日本からは251人が回答した。
調査結果によると、80%の組織がデータストリーミングへの投資で2~5倍の投資対効果(ROI)を得ており、90%が2024年のIT投資の優先事項としてデータストリーミングを挙げている。
また、94%がサイバーセキュリティリスクの改善を期待しており、83%がデータストリーミングプラットフォームがAIやデータ関連の課題を軽減できると考えている。
しかし、AIの進展を大幅に促進する役割を果たすと回答したのは52%に留まった。
日本企業は慎重な検討と戦略的な実装を重視し、他国と比較して導入率は低いものの、品質に重点を置いている。
さらに、Confluent Japanは、9月に開催された「Current 2024」で発表された製品とサービスのアップデートも紹介した。
Confluentのデータストリーミングプラットフォームは「Stream」「Connect」「Process」「Govern」の4つの主要機能から成り、特に新たに提供される「Apache Flink」により、リアルタイムデータの処理が容易になる。
これにより、データのフィルタリングや結合がスムーズに行えるようになり、AWS、Google Cloud、Azureでの利用が可能となっている。
さらに、ゼロスケーリングの料金体系により、使用していない時のコストをゼロにまでスケールダウンできる点が特徴だ。
Govern機能では、リアルタイムデータのガバナンスを実現するための包括的なソリューションを提供し、企業がリアルタイムデータを効果的に活用できるよう支援している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/64731bb945606fea4538af686ee1c04367488744