イーロン・マスクがサマータイム廃止を提案、次期政権での支持は不透明
多くの米国人がこの制度に対して不満を抱いており、マスクはX（旧ツイッター）で「人々はこの面倒な時間の変更をやめたいと思っているようだ！」とコメントしました。
サマータイムは毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで実施され、日照時間を有効活用しエネルギーを節約することを目的としていますが、広く支持されているわけではありません。
反対派はこの制度が健康や安全に悪影響を及ぼすと主張しており、米国医師会や米国睡眠医学会は、時間変更が心臓疾患やうつ病、交通事故の増加に関連していると指摘しています。
全米州議会議員連盟によると、今年は少なくとも30州がサマータイム関連の法案を検討中で、19州は条件付きで夏時間を恒久化する法律を可決しています。
アリゾナ州とハワイ州はすでにサマータイムを廃止しており、今後の動向に注目が集まります。
サマータイムの廃止には議会での立法と大統領の承認が必要ですが、次期政権で支持されるかどうかは不透明です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/548425159a6b96e86a07af20e97d0041dd268eac
イーロン・マスクが提案したサマータイム廃止に関するコメントには、さまざまな意見が寄せられました。
特に、サマータイムを実施した経験のある人々は、その効果に疑問を持っていたようです。
具体的には、切替日には遅刻する人が必ず出たり、列車や飛行機に乗り遅れる人が続出したりするため、実際にはあまり意味がないと感じた人が多かったようです。
また、サマータイムを導入している国とのやり取りで、時間のズレによる齟齬が生じることも問題視されていました。
さらに、高緯度地域では夏に夜が来るのが遅いため、サマータイムがなくても十分に夕方の時間が長いという意見もありました。
過去の東京五輪において、マラソンを涼しい時間に行うためにサマータイム導入が検討されたことについても否定的な見解が示され、これを忘れてはいけないとする声もありました。
米国株を取引している人の中には、サマータイムの継続を希望する意見もありましたが、全体としてはサマータイムの廃止を支持する意見が多かったようです。
ネットコメントを一部抜粋
実際に海外で数年間サマータイムを経験したがあまり意味がないと思う。
切替日に遅刻してくる人がかならず居るし、列車や飛行機に乗り遅れる人も続出。
ビジネス上良いことは何もなかった。
東京五輪のマラソンを涼しい時間にやるだけのために、日本にサマータイムを導入しようとしていた連中のことを、絶対に忘れてはならない。
他国からすればメンドクセーだけ。