ピクシブが「VRoid Studio」v2.0.0をリリース。新機能XWearで簡単に3D衣装の着せ替えが可能に。ユーザーはVRChat向けアバターを自由にカスタマイズできます。
このアップデートには、特に注目される新機能『XWear・着せ替え機能』が搭載されています。
この機能により、ユーザーは「VRChat」といったプラットフォーム向けのアバターに対して、独自の3D衣装を簡単に着せ替えることができるようになりました。
VRoid Studioは、ユーザーが手軽に人型アバターを作成できるツールであり、ペンタブレットを使用して髪型をモデリングしたり、筆圧感知機能やレイヤー編集を活用してテクスチャを自由に描き込むことが可能です。
さらに、キャラクターの目や顔、身体のパーツは自由に組み合わせて調整でき、喜怒哀楽や瞬きなど多彩な表情を与えることもできます。
このように、VRoid Studioは複雑な操作や特殊な知識を必要とせず、誰でも簡単に3Dモデリングを楽しむことができる利点があります。
新たに追加されたXWear・着せ替え機能では、フルスクラッチの衣装をVRChat向けアバターやVRoid Studioのアバター、VRM形式のモデルに自動でフィットさせることができ、ボーン単位での拡大・縮小や移動も行えます。
また、着せ替えた衣装からはみ出した部分を自動または手動で削除でき、元の衣装はワンボタンで復元可能です。
この機能は、独自形式のXWEARファイルをインポートして使用する仕組みで、XWear Packagerを利用して衣装の3Dモデルを変換することが求められます。
さらに、BOOTHではすでにXWEAR形式の衣装データが入手可能であり、ピクシブ社は公式エプロンコーデ衣装を無償配布しています。
作成した着せ替えモデルはVRM-1.0形式でエクスポートでき、VRChatを想定したキャラクターを他のアプリで利用することも可能です。
VRoid StudioはWindowsおよびmacOSに対応したフリーソフトで、Windows版はWindows 10および11で利用可能です。
現在、公式サイトやSteamからダウンロード可能です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/960944f5f0b26d730d2f74e7a7ce92e5f40376bb