アルバルク東京の福澤晃平選手が、チームの好調を支えつつ、ディフェンス力の向上に努めている。昨シーズンは苦しい出場時間だったが、今シーズンはローテーションに食い込み、緊張感を持ってプレーを続けている。
チームは11月のバイウィーク前までに12勝2敗というリーグ最高勝率を記録し、昨シーズンの中心選手たちが残留したことで、さらなる成熟度を増している。
特に、リーグ随一の堅守を基盤にした質の高いハーフコートバスケットボールが光っている。
この成功の背景には、先発メンバーだけでなく、セカンドユニットの充実もあり、福澤選手もその一員として注目されている。
昨シーズンは出場時間が短く苦しい時期を過ごした福澤だが、今シーズンは前半からコートに立つ機会が増え、ローテーションに食い込んでいる。
その理由は、ヘッドコーチの求める高強度のディフェンスを遂行できるようになったからだ。
福澤自身も、自身のディフェンスが課題であったことを認識し、アルバルクに入ってからその意識が変わったと語る。
オフシーズンに肉体改造を行い、動けるようになったことで、ディフェンスのパフォーマンスも向上していると実感しているものの、まだ満足はしていない。
最近の横浜ビー・コルセアーズ戦では、出場直後に求める強度のディフェンスができずにベンチに下げられるという悔しい経験もしており、油断は許されないと強い危機感を抱いている。
福澤は「チームが勝つのが一番だが、自分は試合に出たい」とし、緊迫した状況での結果が重要であると語る。
彼の言葉からは、競争が激しい中での自己との戦いが伺え、今後の成長への期待が高まる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/30fb744f85919971c889c5e6a419f3f1da3f1b7f