元CAの松尾知枝氏が、婚活における無意識の偏見「昭和な呪い」を解説し、現代人が抱える結婚へのプレッシャーを解消する方法を提案しています。
これは、無意識に社会的ステレオタイプを内面化し、その影響が日常の判断や行動に現れる現象を指します。
元日本航空のキャビンアテンダントで、現在は婚活コンサルタントとして活動する松尾知枝氏は、昭和時代から続く性別や年齢に対する固定観念が、現代の婚活にも影響を与えていると指摘します。
彼女は、婚活をする多くの女性が「早く結婚しなくては」と感じていることに注目し、これは「結婚しなければならない」という義務感から来ていると述べています。
このような価値観は、未婚女性が周囲からのプレッシャーを感じる原因となり、自己評価や行動の自由を制限しています。
松尾氏は、婚活相談の中で、これらの偏見が実際の課題であり、恋愛や結婚のテクニックではないことに気づいたと語ります。
彼女は、自身の著書を通じて、昭和の古い価値観から解放されるためのマインドエクササイズを提案し、婚活を通じて自分自身と向き合うことの重要性を強調しています。
特に、未だに根強い「結婚していないと人として問題がある」といった偏見が、現代社会においても存在しており、これを「昭和な呪い」と名付けています。
松尾氏は、これらの偏見を意識し、取り除く努力をすることで、より良い自分らしい人生を選択できると述べています。
彼女は、日常生活の中で耳にする「昭和な呪い」のフレーズを七つに分類し、次回以降に具体的な事例を紹介する予定です。
松尾氏のアプローチは、婚活を通じて多くの人々が自分自身を見つめ直し、自由な人生を選ぶ手助けとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e1587af81dfac4ef09bc9c0d1558f9082cf050e9