「闇バイトより農業バイト」のSNS投稿が話題に。サービス「おてつたび」で全国の農業バイトを募集、移住や就農のきっかけに。
茨城県の農家が発信したこの投稿は、28万の「いいね」を獲得し、多くの人々から「やってみたいけど、どこで見つけたらいいのか」といった反応が寄せられました。
この流れを受け、期間限定の農業バイトを探すためのサービス「おてつたび」が紹介されています。
このサービスは、「お手伝い」と「旅」を組み合わせたもので、ユーザーは全国各地の農業や宿泊に関連する事業者が募集するバイトを条件に応じて探すことができます。
働く際の自己負担は交通費のみで、宿泊費は無料となるため、非常に魅力的な条件です。
おてつたびの広報担当者によれば、事業者は事前に面接を行い、労働関連の法律に違反しないかチェックした上で募集を掲載しています。
現在、64,000人のユーザーが登録しており、1,700の事業者が働き手を募集しています。
そのうち約4割は農業関連の事業者で、特に農業従事者の不足が背景にあるようです。
応募者の中には、若い世代だけでなく、早期退職後に農業を経験したいと考える50代以上の人々も増加しており、実際にバイトをきっかけに地域に移住し就農したケースも報告されています。
このように、農業バイトは新たなライフスタイルやキャリアの選択肢として、多くの人々に受け入れられつつあるのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/26d32d71c786ba0fb5694dc0d693beb1e315d527
コメントの中には、農業バイトを通じて新たなライフスタイルを見出した人々の体験が多く語られていました。
特に、季節工としての働き方が注目され、過去にはバックパッカーとして旅をしながら働く人が多かったことが紹介されていました。
例えば、沖縄の製糖工場や富士山の山小屋など、様々な場所での短期労働を通じて100万円を貯め、その資金で旅をするスタイルが一般的だったとのことです。
このような経験が、後の自営業の成功に繋がったというコメントもあり、農業や観光業での季節工の重要性が強調されていました。
また、自由な働き方を求める人々にとって、季節工の仕事が仲間とのコミュニケーションを生む場としても評価されていました。
さらに、定年退職後の活動としても適しているとの意見があり、家で過ごすよりも有意義な時間を過ごせると考えられていました。
また、季節に応じて移動しながら働くことの合理性についても賛同の声が上がっており、農業関連の仕事が新しいライフスタイルの選択肢として支持されていました。
全体として、農業バイトを通じた働き方が多様な生き方を可能にするというポジティブな意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
日本の季節工は昔からずっとあります。
季節に合わせて移動しながら生活することは、とても合理的だと思います。
定年退職した人間にぴったりやね。
氷河期世代ですが今は遊びが仕事です。
交通機関の増益要因にもなり、本業の仕事が少ない時期とタイミングが合えば季節労働は副業としてもっと増えて良いと思います。