台湾の技術展でAI犬型ロボット「NTU DogBot」が紹介され、家庭用としての実用化が期待されています。
要約すると台湾の台北で開催された「Taiwan Innotech Expo」では、AIと半導体技術に焦点を当てた展示が行われ、特に注目を集めたのが学生たちが開発した犬型ロボット「NTU DogBot」です。
このロボットは、台湾大学の研究チームによって製作され、大型の「ダスティン」と小型の「オリバー」の2種類が展示されました。
「オリバー」は全長54cm、重さ16kgで、一般家庭での利用を想定しており、自律歩行機能を備えています。
オリバーは、LiDARセンサーや小型コンピューターを搭載し、周囲の環境を正確に計測することが可能です。
デモでは、オリバーがランプの点灯状況をチェックし、消し忘れがあればLINEで通知する機能が紹介されました。
また、リアルタイムの物体認識にはオープンソースの「YOLO」を使用し、音声認識にはOpenAIの「GPT-4o」を活用しています。
この技術は2024年2月に開発され、今後の実用化に向けたさらなる研究が進められる予定です。
Innotech Expoは台湾の技術力を世界にアピールする重要なイベントであり、AI関連の進展が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/65b832f44186d5d40719f2ca9adcd3e951c71b6c