大河ドラマ「光る君へ」で藤原隆家が大宰府に登場。美術チームがこだわったセットデザインの裏側も明らかに。
要約するとNHKの大河ドラマ「光る君へ」は、主人公まひろ（吉高由里子）が大宰府に向かうストーリーを描いており、特に第46回では、藤原隆家（竜星涼）との交流が重要なポイントとなっています。
隆家は大宰権帥として登場し、まひろを手厚くもてなす役割を果たします。
物語の背景には、まひろが「源氏物語」を娘の賢子に託し、新たな人生を歩むために大宰府を訪れるという展開があります。
大宰府は、白村江の戦い以降、対外防備のための役所として重要な位置を占めており、隆家はその権帥に任ぜられたキャラクターです。
美術チームは、政庁跡や大宰府展示館、九州国立博物館などを取材し、平安京に次ぐ西の都のスケール感を表現するために、岩手県の「歴史公園えさし藤原の郷」でのロケを行いました。
テーマカラーは大宰府を象徴する梅を連想させる赤に設定され、美術デザインには特にこだわりが見られます。
また、初めて植栽にソテツを取り入れ、京との違いを強調しています。
梅に関しては、菅原道真公にちなんだ表現がされ、造花を使って季節を問わず梅を楽しむ様子が描かれています。
造園スタッフは本物の梅の枝に赤と白の紐を結ぶ作業を行い、合計600本の紐を結ぶという手間をかけたことも紹介されています。
このように、ドラマの美術やキャラクターの設定が、物語に深みを与えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/11f5badbf39d60a528a4854850e2bd21c515c016