笹子トンネル事故12年、遺族が第三者委設置を求める声

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笹子トンネル事故から12年、遺族が事故原因の調査を求める声が高まっている。中日本高速道路社長は調査の必要性を否定し、遺族との対立が続いている。

要約すると山梨県大月市の中央自動車道笹子トンネルで発生した天井板崩落事故から12年が経過した2日、現場近くの中央道初狩パーキングエリアで追悼慰霊式が行われ、事故で亡くなった9人の犠牲者を悼む場となった。

この慰霊式には多くの遺族が参列し、事故の原因が未だに明らかになっていないことへの不満から、第三者委員会の設置を求める声が相次いだ。

式典では、事故が発生した午前8時3分に笹子トンネル東側の慰霊碑に献花と黙祷が行われた。

中日本高速道路の縄田正社長は、遺族に対し「深くおわび申し上げる。

本当に申し訳ありません」と謝罪し、事故後の安全性向上に取り組む意志を表明した。

事故によって生き残った後藤喜男さんは、自身の生存に対する罪の意識と、犠牲者の悲しみを伝える責任を強調した。

報道陣の取材に応じた縄田社長は、事故調査検討委員会の報告書に基づき、接着剤の劣化や不十分な点検など複数の要因が事故を引き起こしたとし、「安全向上3カ年計画で対応しており、体系だった調査は必要ない」と述べた。

しかし、遺族の一人である邦夫さんは、会社に対し事故の詳細を明らかにする義務があると訴え、第三者委員会による調査の必要性を改めて強調した。

このように、事故の真相究明を求める遺族の声は依然として大きく、事故の記憶を風化させないための努力が続けられている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/767244a7a26630afed2dafac9450b1edd2638b52

ネットのコメント

コメントの内容では、笹子トンネル事故の遺族が求める第三者委員会の設置に対して、さまざまな意見が寄せられました。

多くの人々が、被害者が納得できる調査結果が得られるのか疑問を持っていました。

事故の原因については、設計耐久値の不足や点検・管理基準の不備が指摘されており、これらの要因が事故に繋がったと考えられていました。

そのため、第三者委員会を設置しても新たな情報が出てくるとは思えないという意見も多く見受けられました。

また、特定の個人の責任に帰することができない不幸な事故であるとの意見もあり、事故の複雑さが浮き彫りになっていました。

全体として、事故の真相解明を望む声がある一方で、現実的な結果に対する懸念も強く、遺族の気持ちに寄り添いつつも、調査の限界を感じる意見が多かったようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • 気持ちはわかるが
  • きっと何を言っても被害者が納得する調査結果にはならんだろう
  • さまざまな原因があるだろうが、これは不幸な事故だ。

  • 特定の人の個人的責任にはならないよ
  • 第三者委を設置しても新情報が出て来るとは思えない。

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