Portalgraphは、手軽に3D体験を楽しめる技術を開発。キャラクターや地図をリアルに投影し、エンタメやビジネスでの活用が期待されています。
この技術は、VRゴーグルや高額な3Dプロジェクターを必要とせず、手軽に3D体験を提供することを目指しています。
Portalgraphは、3Dメガネとプロジェクターを組み合わせたシステムを使用し、リアルとバーチャルの空間を同時に見ることができる独自の技術を持っています。
特に、テーブルの上に手のひらサイズのキャラクターを投影できる機能は、ユーザーにとって新しい体験を提供します。
技術の基盤は、1990年代に米国イリノイ州シカゴ大学で開発されたCAVEという高解像度3Dビデオ環境にあります。
Portalgraphは、ユーザーの視点をリアルタイムで計測するVIVEトラッカーを使用し、映像を動かす仕組みを採用しています。
さらに、アナグリフメガネにも対応しており、3D非対応のPCやモニターでも3D体験が可能です。
最近では、ペルソナポータルやジオポータルといったサービスを展開し、好きなキャラクターや地図を立体的に楽しむことができるようになっています。
Portalgraphの開発のきっかけは、ソニーが発表した空間再現ディスプレーに感銘を受けたことです。
今後は、B2B市場への展開や、CADへの応用も視野に入れているとのことです。
3D映像を気軽に楽しむことができるこの技術は、今後のエンターテインメントやビジネスにおいても大きな可能性を秘めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ef843ebb69803ee42b533d10be4cca5022e3d81d